指のイボが痛い場合の原因と対策

指にイボができたという場合、すぐに考えられるのがウィルス性か、老人性のものだということです。これらは痛みもないため、治療せずに放っておく人もいます。しかし、痛いと感じる場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。ウィルス性や老人性のイボに痛みはありません。痛みがある場合は、思わぬ異常が見つかることもあります。
例えば、神経疾患があると、痛みを感じることがあります。放置しても問題ない老人性と違って、ウィルス性は治療しないとどんどん広がってしまうので、痛みがある場合はさらに症状がひどくなります。強いストレスにもなるので、早めに診察を受けるようにしましょう。
皮膚科でのイボの治療は主に、液体窒素で凍らせて組織を壊死させる治療法や、レーザー治療などが提案されます。このような治療法でもなかなか治らない場合は腫瘍や癌の可能性もあります。これらの深刻な病気はウィルス性や老人性と誤診されることも多く、初期症状ではニキビや湿疹と誤診されたケースもあります。患部の組織を切り取って生体検査する方法や、CT検査、画像診断で病名が判明することもあります。ただの皮膚科でこのような検査を行うことは難しいので、皮膚腫瘍を専門とする医療機関やイボ治療に強いクリニックを探しましょう。
ただの指のイボだと軽く見ないで悪化する前に皮膚科を受診することが大切です。

指のイボを自分でちぎることのデメリット

指のイボを自分で除去しようとピンセットなどでちぎる方法を試した人は結構いるのではないでしょうか。
しかし、この方法は、治療ではないので根本的な解決にはならず、デメリットだらけです。
一番大きなデメリットは悪化してしまうということです。指のイボをちぎったことによる傷跡からウィルスが侵入し、症状が悪化してしまう可能性があります。もともとのイボが老人性の場合は、ウィルス性のものも発症してしまうことがあります。また、もともとがウィルス性だった場合は、さらに症状がひどくなる可能性があります。このように自分で除去するとかえってイボの数を増やしてしまうことにもなりかねませんので、注意が必要です。
また、自分で無理やり除去すると傷跡として残ってしまうことも多いです。皮膚を強引に除去するので、皮膚の真皮層を傷つけて再生不可能となってしまうのです。真皮まで傷が付くと薄くすることはできても完全に消すことはできなくなってしまいます。
さらに、無理やりちぎるのはかなりの痛みがあります。幹部だけではなく周辺の皮膚まで引っ張ってしまうので、ハサミで切るよりも痛みが強いのです。
このように、自分で強引にちぎるのは痛みが強いうえに悪化してしまうこともあるデメリットだらけの方法です。たかがイボだと自己判断せず、皮膚科を受診して適切な治療を受けるようにしましょう。

指にイボができる原因

指にイボができると、何か病気ではないか、と気になってしまいますが、どのようなことが原因なのでしょうか。
考えられるのはウィルス性か老人性のものです。ウィルス性のものは感染するので、発症してしまった原因としてはさまざまな可能性が考えられます。
まずは傷口からの感染です。人間の皮膚には免疫作用があるので、有害なウィルスから守ってくれるのですが、皮膚に傷があるとそこからウィルスが侵入してイボができてしまいます。手は外傷を受けやすく、発症しやすいのです。
また、プールや温泉、銭湯など、みんなが素肌で利用する場所でもウィルスが感染する可能性があります。
さらにイボのウィルスを直接触ることでも感染してしまうことがあります。患部を直接触ることはもちろんですが、ドアノブやタオルなど共有のものを触ることでも感染してしまいます。
ウィルス性のイボが発症するのは以上のようなことが原因ですが、老人性のものは紫外線の蓄積によるものだと言われています。老人性のものは放っておいても害はないと言われていますが、皮膚がんのもとである日光角化症と区別しにくいことがあるため、自己判断せずに皮膚科を受診しましょう。
指のイボは皮膚の病気です。適切な治療が必要ですので、皮膚科を受診して自分に合った治療法を見つけましょう。